新社会人は決意する

『新社会人』となり早数ヶ月、仕事に慣れる人もいれば、まだ慣れていない人もいることだろう。
かくいう私も『まだ慣れていない』側の人間である。
『学生気分が抜けていないのではないか?』と言われてしまえば完全に否定できないが、自分なりに原因を考えてみた結果、ある問題が浮上した。
私はポンコツなのである。

新社会人の私は仕事の中で指導係の先輩から業務に纏わる様々なことを指導していただいているのだが、1つのことを教えてもらい、それを覚えると次のことを教えられる。
それも覚えると更に次のことを教えられ、それも覚えた!……と思ったら最初に教えられたことを忘れてしまっているのだ。
当然、分からないままにしておくわけにもいかないので正直に先輩に謝り、もう一度教えていただくのだが、こんなことを繰り返せばいずれ愛想を尽かされてしまう……、とヒヤヒヤする日々。
このままで良いのだろうか、いや良いわけがない。

しかし、生まれながらのポンコツ仕様な私が社会人になったからといってそう簡単にポンコツとおさらばできるわけでもない。
では、どうするか?
私は考え、そして思いついた。
ポンコツから脱却するためのステップとしてこうして日々の出来事を書いていくことを。

ポンコツであると同時に飽きっぽい性格は物事を続けられたことがあまりない。
なのでこうして日々の出来事を書き、何かに継続して取り組む力を培いつつ、自分自身や周りを見つめ直してポンコツから脱却するヒントを見つけようと思う。